ガンダム好きの頭の中

なぜか、コンピュータに詳しい人にはガンダム好きが多いような気がしますよ。outsider reflex の Piro さんとか、多分またたびさんもガンダム好き。間違いない。自分がそういう人の書く記事が好きだからかも知れませんが、目にする確立が高いんですよね。

ほら、あれです。自分が興味のあることは目に留まりやすいというか、記憶に残りやすいだけなんだと思いますが。誰かを好きになると、それに関係あることばかりが目につくように。関係ないことも強引に結びつけて考えてしまうのと一緒ですね。

よく、2ちゃんねるの掲示板で ○○をガンダム風に語るスレ というのがありますが、それがガンダム好きの多さを物語っているような気がします。確かに、興味のあるものの話で例えると理解しやすいんですよね。

それにしても、ガンダム好きの多さは異常というか、もはやアニメの中でも独立したジャンルを築いていますね。アニメといえばディズニーか、ジブリか、それともガンダムか、って感じ。まあ、そりゃいいんですけどね。

そういえば、ガンダムをロボットアニメという枠で捉えて過小評価する人がいますが、個人的にあれは人間同士のドラマを描いた戦争アニメとして見たほうがいいと思うんですよ。モビルスーツ (人型の兵器) が主役じゃないんです。戦車や戦闘機が主役の映画とか、ありますか? 機械メーカーやプラモデルメーカーのプロモーション映像じゃないんですから。SD ガンダムのように、モビルスーツが意思を持って動いているというのなら別ですけどね。

主役はあくまでも人間。だから、トランスフォーマーとかの変形合体ロボットアニメと同列に並べるのは、根本的に違う気がするんです。

あと、どうでもいい話なんですが、最初にモビルスーツの原型になるものを作ったのはアメリカ航空宇宙局 NASA だというのが、今のところの公式設定らしいです。宇宙空間で作業するための工作機械が発展したもの、という設定に納得です。ま、ファンによるあとづけ設定が山ほどあるのがガンダムの面白いところですから、どうでもいいんですがね。