今まで mixi に関係あるようなことを何度か書いてきたのですが、未だにあれを出会い系だと思って使っている人がいるみたいです。そう思っていない人もいることにはいるのですが、世間一般では、mixi は出会い系と捉えられていることが多いのではないでしょうか。

自身、あれは出会い系でなく、オフラインコミュニティーの延長で、同窓生名簿や地域社会のサークルのようなものだと思っています。なので、新たなつながりが生まれることはあっても、新たな出会いはないと思うんですよ。だから、mixi を出会い目的で利用している人の気が知れないのです。それが以前からの、ソーシャルネットワーキングサービスに対する不安要素のひとつだったりします。

そんな出会い系と間違われそうな不安定な空間に、今も登録されているわけなんです。退会したいと思ったことは何度もあるんですよ。あるんですが、しません。というか、できません。

俺は地元の地域コミュニティーと、好きな音楽グループのコミュニティーを立ち上げて管理していたりします。そこで突然、管理人が変わったりしたら、少しは混乱するんじゃないかと思ったり。あまり事を荒らしたくないので、今のままでもまあいいか、という感じで君臨している状態です。

コミュニティー以外でも、退会できない理由があるんですけどね。いや、むしろそっちのほうが大きな理由なんじゃないかと。

実は、俺の登録 ID 番号が 900 番台なのですよ。友人から招待されたのが割と早い時期だったので、ついた ID がぎりぎりの貴重な 3 桁台なのです。なので、個人的にプレミアを感じていたりするわけです。

mixi 自体に好きや嫌いとかはないんですが、mixi を出会い系として利用する人のあまりにも多いこと、そして少なからずそこから犯罪が生まれていること、何よりルールを守れない人が容易に参加できるようになってしまったことを嘆いています。

元々は本名で登録することを推奨していたわけですが、最近では知人にさえも本名を公開できない人が多いです。それはなぜかというと、やはり知人でない人を mixi に招待する人が多いから。知らない人を招待するには、本名をさらけ出すのは危険。だから自分のつながりに責任を持てないわけです。信用できる人間だけを招待できるシステムが、今では崩壊してしまっているのです。これでは全員が匿名で書き込める2ちゃんねると大して変わりません。

まだ、匿名が基本の2ちゃんねるのほうが仕組み的にも安全な気がしますが、mixi では大切な個人情報がそのまま公開されていたりする危険性があり、いつ自分の情報が見ず知らずの人に悪用されるかわからないといった状況にあります。うすうす危険性は感じているのですが、やはり退会できない、したくないという葛藤にさいなまれています。

mixi は、上手に付き合えば旧来の友人との交流や、趣味での情報交換などに便利なのです。しかし、その使い方を誤ると自らの情報を不特定多数に公開してしまう危険性があるということを、肝に銘じておくべきです。正直、SNS ってのは2ちゃんねるよりも危険なサービスなので、どうか、そこんとこよろしくですよ。

2007年02月05日 月曜日 21時31分

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