悲しいわけじゃない

真夜中にケータイ小説を読んで、なぜか先月の 28 日の電車、飛行機での風景がフラッシュバック。気がつけば涙が頬を伝ってぽたぽた流れ落ちていました。

26 日の夜のこと、27 日の夕方のこと。もう何度も思い出しては胸が苦しくなって、思い出すまいと思っても、やっぱり思い出してしまいます。忘れることもないのでしょうけれど、思い出すのも今はつらいですから。

人って、ひとりになれば本当に弱いものです。後悔してもしょうがないことを、なぜ今さら考えてしまうのか。おかしなものです。

ああ、思い出して泣いていたのは寂しさではなく、愛とやさしさのせいだと、今わかった気がします。部屋を出るその瞬間にもやさしくしてくれたあなたのこと、一生忘れないでしょう。忘れられるわけがありません。

あなたを好きになれたこと、あなたに愛されたこと、あなたの恋人でいられたこと、絶対に後悔しません。