柳澤厚生労働大臣の失言について

最近、柳澤厚生労働大臣の子供を産む機械発言、および健全発言がニュースで取り沙汰されていますが、安倍首相も無責任すぎじゃないですか? 普通だったら即クビですよ。

今回のごたごた、何がよろしくないかって言うと、少子化問題を考える一番先頭に立たなきゃいけない厚生労働省の大臣が、一番言っちゃいけないことを言ってしまったんですから、そりゃあ大変です。国内の女性全員を敵に回しちゃったようなもんですよ。女性を敵に回すと、ろくなことないですよ。柳澤大臣、ご苦労様でした。

まあ、そりゃあ女性議員は国民の女性を代表して国会で戦っているわけですから、怒り心頭に発しますわな。黙っているわけにはいきませんよ。

子供を産みたくても産めない女性、子供を産みたくない女性、それらの方たちに対する配慮が何もなされていないわけです。そもそも人を機械に例えるな、っていう話ですよ。命の重みをまったくわかっていないような、そんな軽い発言をしていただきたくない。

そして、結婚して子供をふたり以上持ちたいという極めて健全な状況というのは、結婚を考えていない人や、子供をひとりだけ持ちたいという人は、極めて不健全なことなのですか? と問いたいところです。今は結婚したくなくても、そのうちそう思うようになるということなのですか?

また、実際に結婚したくてもできない状況、どちらかと言うとこの状況のほうが不健全だと思うのですけどね。

それより何より、人前で話すことを生業とする国会議員の人たちは美しい国にするためにも、まずは国語を勉強し直したほうがよろしいと思いますよ。そして失言のないよう、どうぞよろしくお願いいたします。