最近はブログで Web サイトを更新することが多いのですが、それでも FTP を利用することがあるのです。例えば CSS を修正してアップロードするときとか。あと、他のサーバーでやっている別のサイトではブログを使っていないので、手書きの HTML 文書を FTP に乗せて、昔ながらの方法で更新しています。
以前のように頻繁に FTP サーバーに接続するわけではないので、FTP クライアントソフト自体にはあまり興味がなく、昔から使っている FFFTP を何の疑問も抱かず使っていたります。基本的には無頓着だけど、なんとなく気が向いたので他のソフトも使ってみたくなるときもあるのです。という気まぐれから、Firefox のアドオン (拡張機能) として提供されている FTP クライアントを入れてみることにしました。
入れてみたのは FireFTP という、Firefox がそのまま FTP クライアントになるアドオンです。起動すると新しいタブで開いてくれたりします。で、そのままファイルをアップロードできたり、ダウンロードできたりと、いろいろ便利なのです。
FireFTP には FTP クライアントとして必要最小限の機能が備わっていて、画面の切り替えや接続の速度でも専用のソフトに及ばないのですが、それでも単純なことならブラウザひとつで事足りてしまうという便利さから、もう手放せなくなっています。一般的な FTP クライアントのように接続先をいくつか登録しておけば、いつでもワンクリックで接続できたり、その辺は抜かりありません。
アップロードするときも、ウィンドウの中にファイルをドラッグ & ドロップで放り込むだけですし、ダウンロードするときはローカルの場所をデスクトップに設定しておけば、デスクトップに直接ダウンロードできちゃうのです。これは便利なのです。
余談ですが、僕はデスクトップを文字通り机の上にしているので、基本的に余計なアイコンは置かない主義なのです。プログラムの起動はスタートメニューから行い、保存ファイルはすべてマイ ドキュメントに入れています。というわけでファイルのダウンロード先などはデスクトップです。FTP クライアントを使うときもローカルの基準をデスクトップにし、何か作業が終わればデスクトップをきれいにするわけです。いらないショートカットアイコンは動作を緩慢にするだけですよ、と。
さてさて、メールは Thunderbird に任せたからいいとして、Firefox だけでいろいろできてしまうのは、ちょっと便利すぎて困っちゃいます。いや、困らないんですけどね。