忍者のしゃべり方とか

忍者の里として有名なのは、言うまでもなく伊賀(三重)・甲賀(滋賀)。三重も滋賀も、関西系の言葉をもともと使っているはずで、ござるなんて語尾は、どっちの方言にもなさそうだ。本物忍者は、実際には「ござる」とは言ってなかったのではないか?

エキサイトニュースの、いつから忍者は「ござるしゃべり」なのでござるかという記事からです。

これは面白いのです。忍者は忍者だとバレてはいけないのです。だから、どんなに田舎の出身でも田舎くさい言葉を使ってはいけないのです。人の中で、浮いた言葉を使っては忍者であることがバレてしまうのです。忍者は (ごう) () っては郷に従えというのを忠実に守る人なのです。だから、コールセンターに勤めても問題ないくらい (なま) りとかないのです。NTT の時報サービスで時刻を伝える人になれますよ。NHK のアナウンサーにもなれます。すごいです。

というわけで、忍者になるには国語をはじめ、いろいろなことを知らなければいけないのです。技術、家庭、英語、社会に生物、化学、数学、保健、体育……真面目に学校へ行かなきゃ忍者になれませんね。これは大変です。