NTT ドコモの PHS サービスが本日 2008 年 1 月 7 日 24 時 00 分をもって終わるみたいです。簡易型携帯電話としての PHS は今やウィルコムの独り勝ち。専らデータデータ通信用としてのみ使われているという感じですが、それ以上の速度で通信できる FOMA を始めとする第三世代携帯電話などへの移行が進み、今でもドコモの PHS を使っている場面はあまり見かけなくなりました。
以前もここで書いた気がしますが、もう一度書いておきます。PHS は日本語で簡易型携帯電話という説明をされたりしますが、実際はケータイ (携帯電話) とはまったく違うものです。ケータイの親が自動車電話であるのに対し、PHS の親は固定電話のコードレス子機です。元々が子機なので、電波をカバーできる範囲が極めて狭いです。片や自動車電話なので、電波をカバーできない場所があると大変困ります。本当に困ります。マジで困ります。なので、アンテナを増設しまくりです。
そういった自分の家なのにケータイが使えないとは何事じゃ! アンテナ増やせや!
と通信会社に要求炸裂の世の中です。
まあ、今さら PHS とケータイの出自を知ったところでただの雑学でしかないのですがね。雑学はいいものです。自己満足に終わるほうが圧倒的に多いのですが、ちょっと幸せな気分になれるかもです。