教える側が偏見を持つな、というお話

なんだか、 (いま) だに (いま) だに偏見はよくないって人が偏見を抱いていたりしますよ。たまにこのパソコンのページのような Web ページを見つけたりするたびに吹き出しそうになりますよ。

こういう Web ページ制作とかって素人でも簡単に手を出せるじゃないですか。まあ、自分もこの道で食っているプロではなく、趣味でやっている素人なのですが。

コンピュータや Web 関係の話題や技術なんてのは、本を読んで調べるよりも Web で検索したほうが早いのです。ちょっと新しい知識を得たらすぐに実践できる、という気軽さがあっていいと思うのです。

また、このジャンルは自分で得た知識を備忘録的に Web に残しておきたいとか、わかりやすく解説してあげたいと思う人が多いんですね。だから、ますます Web 関係を扱った Web サイトが多くなるわけです。いいですね、自分の興味あることを、得た知識をもって他の人に教えてあげられるなんて。物書きの好きな人が小説家になって、小説の書き方を教えてあげるようなものですよ。

ですが、それだけ大勢の人が手を出しやすいということは、誤った知識が発表されていることも少なくないわけです。人間は完璧ではありませんから、多少なりとも偏見などというフィルター越しで見ることになってしまいます。多少の偏りは修正が効くので気にならないのですが、あまりにもかけ離れたトンデモサイトが過去に何例かあったことは、知る人のみ知るところです。あえて例を挙げるとすれば、某新聞社の初心者用解説サイトなどなど。

さて、そんなことを好き勝手書いている私ですが、最近では XHTMLXSLT など、 XML 関係の話題に飛びつきやすくなっております。ご注意ください。まだ人に教えてあげられるほど理解していないので、今尋ねられると間違いなく偏見を植えつけられてしまいますよ。

XML で思い出したのですが、table 要素は XML で書いた文書を XSLTHTMLXHTML の文書に変換するときに役立つ要素だと思うのです。あんなの人間が書き入れる要素じゃないです。あ、これが偏見ですか。