ちょ、ちょっと待ってください。スキーマがなければ XHTML じゃなく、ただの整形式 XML ですから! HTML 5 でさえ文書型宣言はされるべきとありますし。
はてなブックマークでコメントがつけられていたのを見つけ、考え直してみました。そして、どうやら僕のほうが誤解していたようなので、ここで訂正しておきます。浅はかでした。もし僕の間違った情報を信じてしまった人がいれば、申し訳ありませんでした。
XHTML の場合、名前空間と要素が XHTML のものでさえあれば、たとえスキーマ情報がなくても、それは XHTML の文書であると言えるような気がしてきましたよ。さらに MIME 型が application/xhtml+xml であれば、もう XHTML 以外の何物でもないですね。 XML には名前空間という考え方があるので、その XML 文書がどんな応用 (アプリケーション) 言語でマークアップされているか、なんてのは名前空間識別子などから容易に判別できるわけですよね。
ちなみに HTML 5 ですが、これも XHTML として認識させたいときは同じことが言えます。 HTML として認識させるときに文書型宣言が必須なのは、もともとが現行ブラウザの仕様による、CSS 互換表示モードの回避策ですしね。そもそも HTML 5 は Web (HTML) ブラウザで読まれること前提なのだから HTML の要素セットでマークアップされるのは当然、という考え方かもしれません。それだとしたら、文書型宣言は要らないですね。
まあ、Web のハイパーテキスト文書はスキーマ情報をなくして簡略化の方向に向かっている、と見ていいのでしょうか。