NTTドコモも月額390円から、「パケ・ホーダイ ダブル」「Biz・ホーダイ ダブル」で採用:モバイルチャンネル - CNET Japan より。
NTTドコモは8月1日より、パケット2段階定額サービス「パケ・ホーダイ ダブル」および「Biz・ホーダイ ダブル」の月額最低料金を490円から390円に引き下げる。いずれも5月1日、月額最低料金を1029円から490円に値下げしたばかりだが、KDDI、ソフトバンクモバイルへの対抗措置として採用した。
まあ、当然こうなるものと思っていました。ですが、定額なら下限でなく上限を下げなきゃ意味がないのですよ。パケット通信を滅多に使わない人は、月々、無駄に払う金額が小さくなるからいいですよ。しかし、いくら使ってもそれ以上は金額が上がらないというのが定額制の利点でしょう。この 390 円というのは、かつてドコモが迷惑メールの受信に充てていた i モードサービス料の 315 円に含まれる無料通話分とたいして変わりません。つまり、メールを送らずに受けるだけとか、受動的な使い方だけでならなんとか元が取れる金額。能動的にデコメールや i ショットメール、i モードサイトを利用していればすぐに使い切ってしまう金額です。これでも定額制のメリットがあると言えますか?
ちなみに、固定電話を使った PC でのインターネット利用なら、これよりも多くの情報量を、同等かそれ以下の定額料金でやり取りすることができます。
フルブラウザ利用時や PC をつないでのインターネット利用時の上限料金を、もうちょっと下げてくれたらなあ……。