やっぱりブログは日記じゃないって

やっぱり、ブログは日記じゃないと思うんですよ。毎日記事を投稿していって、どっちも同じじゃないか、ってそういう意見もあるかもしれません。はい、それだけで定義するなら、どちらも一緒です。でも、根本的に違うところがあるんですよ。それは記事の、どこに重点を置いているか。

日記だと、その日にあったできごとを片っ端から、一日という単位で書き込んでいけばいいんですが、ブログってのはなんでもいいんですよ、話題は。例えば、きのうのできごとでも、おとといのできごとでも、去年のできごとでもいいわけです。思い出した時に、思い出した話題について、とことん書いていけばいいんです。

ブログってのは、もともとは何かひとつの話題をメモのように書きつづったもので、別に内容は日記とは限らないんですね。だから、今話題になっているニュースとか、自分の趣味を語ったり、詩や小説を書いて公開する人なんかもいるわけですね。

Web ページ (俗に言う ホームページ) 的にも日記とブログのコンセプト (制作に当たっての考え方) って違うと思うんですよ。例えば表示の方法とかに、その考え方が表れていると思います。

日記は、何日かまとめて 1 ページに表示することが多いと思うんです。そう言えば以前使っていた日記 CGI もそんな感じ。数日文を続けて読むほうがいいんでしょうね、数日分でひとつのページなので、どんなに短い記事でも構わないわけです。

ブログのほうは、ひとつの記事で 1 ページというのが多いです。日記よりも長文を書くのに適していますね。1 ページごとなので短い記事だと、無駄が多すぎます。書きたいことが少ない日に日記のようなものを書こうとしても、割に合わないような気がします。

まあ、他にもいろいろ理由あるんですけどねえ。とりあえずきょうはこの辺で。ではでは!