現地時間10月29日、Google中国が最短のドメイン「g.cn」を利用し始めた。これは中国のみならず世界でも最短のドメイン名となる。
去年のことですが、グーグル中国、世界最短のドメインを取得:コラム - CNET Japan という記事から。
ちょっと雑学的なことですね。世の中、というかインターネットではドメイン名というのがあるわけですよ。おなじみ日本の Yahoo! JAPAN では yahoo.co.jp とか、このサイトでは 4mat.jp とか、そういう、英数字と .com とか .net とかの組み合わせで表す、インターネット上の
cn の部分、日本では jp に当たる部分はトップレベルドメイン (TLD) と呼ばれ、そのひとつ左隣につく文字列、うちのサイトでは 4mat ですが、これをセカンドレベルドメインと呼ばれています。4mat.jp は汎用 jp ドメインと呼ばれ、種類に関係なく個人で持てる、割と制約のないドメイン名です。
co.jp とか ne.jp とか or.jp なんてのは属性 jp ドメインと呼ばれ、セカンドレベルが商用とか、ネットワーク関係とか、その他の団体とか、組織の種類を表しています。で、その左隣に来る企業名とか、団体名とか、例えばさっき例に出した yahoo.co.jp では yahoo に当たる部分。これはサードレベルドメインと呼ばれます。
汎用 jp ドメインではセカンドレベルに好きな文字列を使えるので、サードレベルは好きなサブドメインを割り当てることができますよ。ちなみにサブドメインというのはメールアドレスを複数持つときのサブアドレスみたいなものとはまったく違いますよ。
トップレベルドメインに対してセカンドレベルドメイン、セカンドレベルドメインに対してサードレベルドメイン。要するに、左側の、ひとつ下のレベルのドメインのことをサブドメインというのです。express.4mat.jp であれば、express が 4mat の、4mat が jp のサブドメインになっています。
だいぶ話がそれましたが、各国に割り当てられた、使えるトップレベルドメインがあるのです。日本だと jp みたいな。中国は cn なのですが、それは 1 文字のセカンドレベルドメインを認めていたみたいですね。ちなみに jp ドメインではセカンドレベルが 3 文字以上という決まりがあるので、1 文字ドメイン・ドット・ジェイピーなんてのは夢のまた夢です。