さらけ出す危険と覚悟

2ちゃんねるとかでは割ときちんとした認識があるみたいで、中途半端な Web 初心者なんかよりも常識がなっている場合が多いです。

インターネットは閉じられた空間ではありません。開かれた空間であり、そこで何かを発表することは、すべての人に見られるということです。それは同時に、見られたくない人にも見られてしまうおそれがある、ということを意味します。例えば Web ページを公開して、それを特定の誰かに見られたくないというのであれば、ある程度 HTTP に関わる知識を持ち、自分で制御できる技術と自信が必要です。そうでなければ、アクセスを規制せずにすべてをさらけ出す覚悟を持つか、もとから公開しなければいいのです。公開しなければ、誰かに荒らされる心配もありません。

本当に不特定多数の人に見てもらいたいものなら、多少のリスクには目をつぶることです。基本的にインターネットはせいぜんせつもとづいて発展してきたもので、規制するという考え方はあとから出てきたものです。どんどんつなげていく、どんどん広めていくという、開かれた考えが大前提なので、誰に見られてもいいものだけを公開すべきです。

2ちゃんねるの言葉を借りますが、誰かに見られたくないような個人的なことはインターネット上でなく、チラシの裏に書けばいいのです。