お暇ですか、そうですか。とっかりの湯

朝はメグさんに起こされ、布団をたたんでから顔を洗っていると N さんから電話が来ました。以前もこんな状況があったような気がします。ああ、おうざんまでドライブに行った時ですね。彼は大好きな人が遠くへ行ってしまい、そのことばかりを考えているみたいです。今日きょうは僕も暇ですから、付き合ってあげましょうか。

数十分後、彼が僕の家に来て、しばらく異国のことを話していました。昼食は部屋の窓から見えるラーメン屋味の時計台でラーメンを。キムチラーメン (味噌) に並ライスです。

その後、インターネット上で興味を誘うサイトをいろいろと見て回り、温泉に入りたいというので紋別まで行ってきました。とっかりの湯とか、ひさしぶりです。

彼のクルマの中の助手席に座ると、僕は彼以上にじょうぜつになるのです。というのも、普段、電話などでは彼のほうが一方的にしゃべっていて、クルマに乗っていてもその状況は変わらないのです。しかし彼が運転しているときは若干ですが、静かになるのです。その状況で彼にしゃべる隙を与えてしまうと、僕はずっと聞き役に徹するになってしまうのです。少ない機会を逃すまいと、僕は彼のこぼす一言一句にツッコミを入れるよう、横から小突いているわけです。

さて、もうお風呂にも入ったことですから、パジャマに着替えて寝ましょうか。おやすみなさい。